Search

車にはねられた柴犬、あるものに挟まって驚きの生還 - Newsweekjapan

<「奇跡の犬」と獣医を驚かせた生存法とは>

ニューヨーク州のオルバニーで車にはねられた柴犬(Shiba inu)が、事故後何キロも走り回った事故車の「中」から発見された。いったい何が起こったのか。

3歳の柴犬ココは10月28日、道路に飛び出して車にはねられた。地元のデイリーガゼット紙によれば、ドライバーはすぐに車を降りて何をはねたのか確かめようとしたが、車は凹んでいるのにはねたものは見つからなかったと話している。だが再び運転を始めて数キロ走ったとき、車の前方から音が聞こえるのに気づいた。再度車を降りたドライバーは、バンパーの裏に挟まったココを発見したのだ。下手に動かず、じっとしていたのもよかったようだ。

「正直言って、助かるとはおもわなかった」と、ハーナス動物病院のノエラ・ラフレニエル獣医は地元テレビ局に語った。「バンパーの裏側のスペースにちょうどいい具合に入り込んで生還するなんて、衝撃的だった。ココは信じられないほど幸運な犬だ」

ココは肘を骨折し、治療には4000ドル、回復までの費用も入れればもっとかかるので、病院は寄付を集める予定だという。

ハーナス動物病院の他のスタッフも、この程度の軽傷で済んだことに驚きを隠さない。「奇跡としか言いようがない」と、獣医のバン・ボーケンバーグはデイリーガゼットに語った。「昨日出勤したら、皆が奇跡の犬が来たと騒いでいた。気づくと、その犬はそこに立っていたよ、3本の足で」

薬も素直に飲んでいる。「いい子だ」と皆が口をそろえる。

ココの飼い主も、警察が探し当てた。ノースカロライナから、親戚の家を訪ねてきていたところだった。

<参考記事>【動画】動物実験に使われている36匹のビーグル犬の命を救え
<参考記事>世界最大級のネコ、体重320キロのアポロを見て単純に喜んではいけない

20191105issue_cover150.jpg
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

10月29日発売号は「山本太郎現象」特集。ポピュリズムの具現者か民主主義の救世主か。森達也(作家、映画監督)が執筆、独占インタビューも加え、日本政界を席巻する異端児の真相に迫ります。新連載も続々スタート!

Let's block ads! (Why?)


https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/11/post-13309.php

2019-11-01 06:00:00Z
CBMiQWh0dHBzOi8vd3d3Lm5ld3N3ZWVramFwYW4uanAvc3Rvcmllcy93b3JsZC8yMDE5LzExL3Bvc3QtMTMzMDkucGhw0gFFaHR0cHM6Ly93d3cubmV3c3dlZWtqYXBhbi5qcC9hbXAvc3Rvcmllcy93b3JsZC8yMDE5LzExL3Bvc3QtMTMzMDkucGhw

Bagikan Berita Ini

0 Response to "車にはねられた柴犬、あるものに挟まって驚きの生還 - Newsweekjapan"

Post a Comment

Powered by Blogger.