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韓国「日本から要請あれば情報共有」GSOMIA継続後初の発射 - 読売新聞

 【ソウル=岡部雄二郎】韓国軍合同参謀本部の発表によると、北朝鮮は28日午後4時59分頃、東部の咸鏡南道ハムギョンナムド連浦ヨンポ付近から日本海に向けて短距離の飛翔ひしょう体2発を発射した。最大飛距離は約380キロ・メートル、高度は約97キロ・メートルだった。日本政府は飛翔体は弾道ミサイルで、日本の排他的経済水域(EEZ)の外の日本海上に落下したと発表した。

 北朝鮮による飛翔体発射は7月以降、11回目で、韓国政府が今月22日に日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA=ジーソミア)の条件つき継続を決めて以降、初めてだ。河野防衛相は28日、記者団に対し、日韓間で情報を交換したかどうかについて「対外的に公表していない」と述べるにとどめた。韓国軍関係者は記者団に「日本側から要請があれば情報を共有する」と語った。

 韓国軍は今回の飛翔体について、「超大型ロケット砲と推定される」と発表した。「超大型ロケット砲」は北朝鮮が8月から発射実験を繰り返している新型兵器で、日米韓は、国連安全保障理事会の制裁決議に違反する弾道ミサイルに当たると分析している。

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2019-11-28 12:11:00Z
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