米南部バージニア州バージニアビーチの市庁舎で31日午後4時ごろ(日本時間1日午前5時ごろ)、男が銃を乱射し、少なくとも12人が死亡、複数が負傷して病院に運ばれた。男は市の公共事業部門に長年勤める現職員で、駆けつけた警察官と銃撃戦になり、撃たれて死亡した。
米メディアによると、男は建物に入ると、「突然無差別に撃ち始めた」(警察幹部)といい、複数の階で乱射した。警察官1人も負傷したが、防弾チョッキを着ていたため致命傷を免れた。
米CNNテレビは、男はドウェイン・クラドック容疑者(40)で、職場に何らかの不満を抱えていたと伝えた。現場からは、消音装置が付けられた拳銃などが発見され、犠牲者は三つのフロアにわたっていた。男は大量殺人を計画していた可能性が高い。銃は合法的に入手したとみられるという。
ダイアー市長は「バージニアビーチの歴史上、最も悲惨な日だ。巻き込まれたのは我々の友人や同僚、近所の人々だ」と言葉に詰まりながら語った。
ホワイトハウスのギドリー副報道官は声明で、トランプ大統領が事件について状況報告を受けたと明らかにし、「今後も事態を注視していく」と述べた。
バージニアビーチは海岸沿いのリゾート都市で、現場は裁判所などが集まる一角。米国内では昨年11月、ロサンゼルス郊外のバーで乱射事件が起き、12人が死亡している。2月には中西部イリノイ州の工場で解雇された従業員が5人を撃ち殺す事件も起きている。【ニューヨーク隅俊之、ワシントン高本耕太】
https://mainichi.jp/articles/20190601/k00/00m/030/072000c
2019-06-01 03:29:48Z
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