2019年08月29日16時23分
【ソウル時事】親友と共謀し、韓国最大の財閥サムスングループから巨額の賄賂を受け取ったとして収賄罪などに問われた前大統領、朴槿恵被告(67)の上告審で、韓国最高裁は29日、二審判決を破棄し、ソウル高裁に審理を差し戻した。韓国メディアによると、賄賂の受け取りに関する審理をやり直し、量刑が重くなる可能性がある。
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朴被告は親友の崔順実被告(63)らと共謀して設立した財団などへの出資を複数の財閥企業に強要するなどし、サムスングループやロッテグループから多額の賄賂を受け取ったとされる。朴被告は二審で懲役25年、罰金200億ウォン(約17億円)の実刑判決を言い渡されていた。
最高裁はまた、朴被告に対して賄賂を供与したとみられるサムスン電子副会長の李在鎔被告(51)に関しては二審判決を破棄した。差し戻し審で李被告が実刑判決を受ける可能性が高まった。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019082900710&g=int
2019-08-29 07:23:00Z
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