安倍晋三首相は21日夜、トランプ米大統領と電話で約75分、協議を行った。終了後、記者団に対し、最新の北朝鮮情勢について分析し、今後の対応について綿密なすりあわせを行ったと説明。「日本としては米朝プロセスを完全に支持する」と語った。協議はトランプ氏の要請で行ったという。
北朝鮮情勢をめぐっては、北朝鮮が一方的に年末と定めた非核化交渉の期限までに米側が譲歩しなければ、長距離弾道ミサイルを発射するのではないかといった見方が出ており、緊張が高まっている。
首相は記者団に対し、「北朝鮮の危険な挑発行動を断固批判するとともに、平和的な対応を通じて、北朝鮮が朝鮮半島の非核化に向けて取り組むよう強く求めていきたい」とも語った。23日からは中国を訪問し、習近平(シーチンピン)国家主席と会談。日中韓首脳会談も予定している。首相はこうした会談について「この地域の平和と安定に向けてしっかりと議論し、連携していくことを確認したい」と述べた。
日本側によると、首相は電話協議で20日に行ったイランのロハニ大統領との会談について説明し、中東情勢の緊張緩和で連携することを確認した。
首相はこれに先立ち、英国のジョンソン首相とも電話で協議。英国が欧州連合(EU)を離脱した後、日英間の新たな経済的パートナーシップの構築に迅速に取り組みたいとの考えを伝えた。ジョンソン首相も速やかに議論していきたいと応じたという。
朝日新聞社
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2019-12-21 14:55:51Z
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