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【ロンドン外為】ポンド急落、2年半ぶり安値-合意なき離脱懸念増大 - ブルームバーグ

29日の外国為替市場で英ポンドが下落、約2年半ぶり安値に下げた。ジョンソン首相が合意なき欧州連合(EU)離脱へ準備を加速したことが背景にある。10月末の離脱期限まで、わずか3カ月程度しか残されていない。

  ポンドは主要10カ国(G10)通貨の全てに対して下落した。ジョンソン首相の側近らは強気で、ジャビド財務相は合意なき離脱に備え、財務省の準備を強化すると発言。ゴーブ国務相(ランカスター公領相)は英日曜紙サンデー・タイムズに、英政府はEUとの話し合いが失敗に終わる「との仮定に基づき動いている」と寄稿した。  

No-Deal Nerves

Sterling is the worst performer in the G-10 as political turmoil continues

  ロンドン時間午前9時5分現在、ポンドは対ドルで0.4%下げて1ポンド=1.2332ドルと、2017年3月以来の安値。対ユーロでは0.3%安の1ユーロ=90.15ペンス。

  ジョンソン首相と主要閣僚で構成する「戦時内閣」チームは、10月31日までの確実なEU離脱実現に向け期限まで毎日会合を開く。
 
原題:Pound Hits Lowest Since March 2017 as No-Deal Risk Flares Again(抜粋)

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https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-07-29/PVEBDDSYF01S01

2019-07-29 09:23:00Z
52781835679978

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