【モスクワ=工藤武人】ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、大統領府などを通じ、イランがテヘラン近郊で墜落したウクライナ国際航空の旅客機を誤って撃墜したと認めたことに関し、イラン側に公式な謝罪や犠牲者の遺族への賠償金の支払いなどを求めた。
ゼレンスキー氏はイラン側に対し、「我々は完全に罪を認めることを主張する」と強調し、事実関係の徹底究明と責任者を司法で裁くことを要求し、遺体の返還も求めた。
事実関係の究明に関しては、現地でのウクライナの専門家45人を含む国際調査が、イラン側による「人為的な遅延行為や妨害」なしに継続できるよう要請した。
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2020-01-11 08:10:00Z
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