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「4月末までに制御自信」中国の専門家トップ…政府の初動を遅れ指摘 - 読売新聞

 【北京=中川孝之】新型コロナウイルスを巡り、中国政府の専門家チームトップを務める鍾南山ジョンナンシャン氏は27日、広東省広州市で記者会見し、中国での感染拡大について「4月末までに基本的に制御できる自信がある」と述べた。

 鍾氏は根拠として、中国本土で今月15日から、新規の感染者が減少傾向にあることなどを挙げた。感染が最も深刻な湖北省武漢市でも、退院患者が増え、空き病床が出ていると説明した。

 鍾氏は、専門家が集う中国政府の「疾病予防コントロールセンター」の権限を強化すべきだとの異例の提言も行った。

 鍾氏によると、センターは新型肺炎の危険性を早期に把握していたが、「(政府内では)単なる技術部門に過ぎず、地位が低すぎ、上部機関に段階的に報告するしかなった」と振り返った。米国の疾病対策センター(CDC)を例に、「多くの国では中央政府に直接報告でき、社会に向けても発信できる」と述べた。

 鍾氏は、「12月初めか1月初めに厳格な措置を取っていれば、患者は大幅に減っただろう」と政府の初動の遅れも指摘した。中国では、鍾氏らが1月20日に人から人への感染を報道発表した後、政府の対策が一気に加速した経緯がある。

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2020-02-27 11:06:00Z
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