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トルコ与党、首都市長選など敗北認めず 選管に…(写真=ロイター) - 日本経済新聞

【イスタンブール=木寺もも子】3月31日に投開票したトルコの統一地方選を巡り、エルドアン大統領の与党は2日、首都アンカラ、最大都市イスタンブールの市長選の結果に異議を申し立てた。両都市では野党候補が勝利したもようだが、与党側は敗北を受け入れない考えを示し、選挙管理当局に開票データの再確認などを求めた。

2日、国父・アタチュルク廟(びょう)の前に集まる野党・共和人民党の支持者ら(アンカラ)=ロイター

2日、国父・アタチュルク廟(びょう)の前に集まる野党・共和人民党の支持者ら(アンカラ)=ロイター

地元メディアによると、結果の確定には今月中旬ごろまでかかる可能性がある。

イスタンブール市長選は大接戦となったが、国営アナトリア通信によると野党・共和人民党(CHP)の新人候補、イマモール氏が公正発展党(AKP)のユルドゥルム元首相を0.3ポイント差(開票率100%時点)で押さえた。両氏はそれぞれ勝利宣言している。

アンカラではCHP候補がAKP候補を3.8ポイント(同)上回った。

AKPのアンカラ、イスタンブールそれぞれの報道担当者は2日、開票所で数えた票数と選管のシステムに送信された票数に差があるなどとして異議を申し立てたことを明らかにした。

統一地方選はエルドアン氏への事実上の信任投票の位置づけだった。AKPなどの与党連合は全土で過半数の51.6%の票を得たが、首都、最大都市での敗北はエルドアン政権に痛手となる。苦戦の背景には経済の低迷や強権的な政治手法への不満が高まりがある。

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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43264160T00C19A4000000/

2019-04-02 19:08:00Z
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