2019年04月22日20時06分
【コロンボ時事】スリランカで日本人1人を含む290人が犠牲になった連続爆弾テロ事件から一夜明けた22日、スリランカ政府報道官は、国内のイスラム過激派「ナショナル・タウヒード・ジャマア(NTJ)」の犯行との見方を示した。「国内の小さな組織だけで実行できるものではない」とも述べ、外国テロ組織の支援を受けていたとみて捜査を進めていることを明らかにした。AFP通信が伝えた。
治安当局はこれまでに、今回の事件に絡んで24人の身柄を拘束。AFPによると、いずれも「過激派組織」に所属しているが、NTJとの関連など詳細は明らかになっていない。ロイター通信は全員スリランカ人と伝えている。
NTJは昨年、仏像を破壊する事件を起こしたとして捜査関係者の間ではその名を知られていた。警察内部では今月に入って、NTJが「いくつか目立つ教会と、インド大使館を狙い自爆攻撃を計画していると外国の情報機関が報告してきた」と警告する文書が回覧されていた。
事件には日本人も巻き込まれ、スリランカ在住の1人が死亡したほか、4人が負傷した。日本政府は職員を新たに派遣し、被害に遭った邦人の保護などに当たる。
スリランカ政府当局者によると、教会や高級ホテルを狙った最初の6カ所の爆発は7人の実行犯による自爆テロだった。教会は復活祭の礼拝が執り行われており、ホテルでは朝食会場が標的となったことから、多くの人々が集まる場所を選んだとみられる。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019042200628&g=int
2019-04-22 11:06:00Z
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