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「世界史上、最も複雑な選挙」24・5万人出馬 - 読売新聞

 【ジャカルタ=一言剛之】インドネシアの大統領選の投票が17日、始まった。現職のジョコ・ウィドド氏(57)と、国軍の元精鋭部隊司令官プラボウォ・スビアント氏(67)の両候補が、東南アジア最大の人口を抱える国の指導者の座を争う。

 次期大統領の任期は2024年までの5年間。交通や電力などインフラ整備の実績を強調するジョコ氏に対し、プラボウォ氏は「国の富が海外に流出している」と主張し、国有企業改革などを訴えている。

 ジャカルタ中心部の公園に設けられた投票所では、朝から近隣住民が並び、投票用紙に穴を開けて支持する候補に投票していた。投票は17日午後に締め切られ、開票作業が行われる。

 国会議員、地方議員の選挙も同時に実施される。選挙管理委員会などによると、立候補者は約24万5000人に上る。有権者数は約1億9280万人で、投票所は80万か所を超える。1日で行われる選挙では「世界史上、最も複雑な選挙」(豪調査機関ローウィー研究所)と言われている。

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https://www.yomiuri.co.jp/world/20190417-OYT1T50145/

2019-04-17 06:53:00Z
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