2019年05月01日01時10分
【サンパウロ時事】南米ベネズエラの独裁的な反米左派のマドゥロ大統領に対抗し、暫定大統領を名乗るグアイド国会議長は30日朝(日本時間同日夕)、マドゥロ氏の後ろ盾である軍の一部がグアイド氏側に付いたと主張、政権転覆が最終段階に入ったと宣言した。マドゥロ政権側もクーデターの動きがあることを認めた。
グアイド氏は首都カラカスの空軍基地からインターネット交流サイト(SNS)に投稿。軍服姿の兵士や、自宅軟禁されていた野党指導者を背に「簒奪(さんだつ)に終止符が打たれようとしている。私は軍の主力と会い、(マドゥロ政権を打倒する)自由作戦は最終段階に入った」と指摘。軍に決起を呼び掛けるとともに、国民に反政府デモに参加するよう求めた。
これに対し、マドゥロ氏はツイッターで「全国の軍司令官と話したが、全員が国民と憲法、祖国への完全な忠誠を示した」と述べ、反乱の動きをけん制。ロドリゲス通信情報相は「軍の少人数の裏切り者」がグアイド氏側に寝返ったことを確認した上で、国民に「クーデターの試みを打倒し平和を維持するため最大限警戒するよう」訴えた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019043000753&g=int
2019-04-30 14:57:00Z
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