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安倍首相、WTO敗訴で「加盟国に妥当性問題視の声」 韓国の水産物輸入規制で - 毎日新聞 - 毎日新聞

安倍首相(手前)とカナダのトルドー首相=オタワで2019年4月28日、AP

 【オタワ秋山信一】安倍晋三首相は28日午後(日本時間29日未明)、カナダの首都オタワで、トルドー首相と共同記者会見を開き、韓国による日本の水産物輸入規制解除を求める日本の訴えを退けた世界貿易機関(WTO)上級委員会の判断について「加盟国から妥当性を問題視する声が上がっている」と述べた。日本政府は今月26日のWTOの会合で、上級委が機能不全だと批判し、米国やカナダが日本の立場を支持。安倍首相は26日のトランプ大統領、28日のトルドー氏との会談で、それぞれ謝意を伝えた。

日本支持のカナダ首相に謝意伝達

 首相は上級委について「紛争解決に資さない形で結論が出されるとの議論があり、改革が不可欠だ」と主張。「上級委を巡る課題について、カナダをはじめG20各国と建設的に議論していく。議長国としてWTO改革の進展に貢献していく決意だ」とも述べた。

 日本政府は26日、韓国の水産物輸入規制に関する上級委の報告書を採択したWTOの会合で、「被災地復興の努力に大きく水を差すもので極めて残念だ。上級委は、韓国による輸入規制措置の協定の整合性を判断しておらず問題だ」と主張していた。日本政府によると、WTO会合で米国は「日本の立場を支持する」と表明し、カナダは「問題意識を共有する」と述べた。

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https://mainichi.jp/articles/20190429/k00/00m/010/014000c

2019-04-28 18:40:00Z
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