[アディスアベバ 4日 ロイター] - エチオピア政府は4日、エチオピア航空のボーイング737MAX8が3月に起こした墜落事故の初の調査報告を発表し、操縦士は機首が繰り返し下げた際に適切な手順をとっていたと指摘した。
ダグマウィット・モゲス運輸相は記者会見で「操縦士は、ボーイングが指示したすべての手順を繰り返し行ったが、機体を制御することができなかった」と述べた。
同相は、ボーイング(BA.N)が737MAX機の制御システムを再点検し、航空当局が問題が解消したと確認するまで、運航再開を認めるべきでないと述べた。
エチオピア航空の墜落事故の5カ月前の昨年10月にインドネシアのライオン航空の同型機墜落事故に関する暫定報告書は、機体の失速を防止する「MCAS」という新型制御システムがセンサーからの誤ったデータに基づき機首を下げたことで操縦士が機体を制御できない状況に陥ったとしていた。
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https://jp.reuters.com/article/ethiopia-airplane-idJPKCN1RG11S
2019-04-04 10:54:37Z
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