【ワシントン=永沢毅】米南部フロリダ州にあるトランプ米大統領の別荘「マール・ア・ラーゴ」に不法侵入したとして中国籍の女が逮捕された事件で、女がスパイ活動をしていた可能性もあるとみて米連邦検察当局が捜査をしていることが8日分かった。初の聴聞会が同日開かれ、米CNNによると、女の滞在先のホテルには複数の電子機器や8千ドル(約90万円)を超える現金があった。
女の名はユージン・チャン(32)で、3月30日に身柄を拘束された。ホテルの部屋には隠しカメラを発見するための探知機、USBメモリー9個、SIMカード5枚といった電子機器があった。拘束時は2冊の中国旅券に加え、コンピューターの不正動作を起こすプログラム「マルウエア」が入ったUSB、4台の携帯電話を保有していた。
聴聞会では大統領警護隊(シークレットサービス)による警備のずさんさも浮き彫りになった。警護隊が別荘への入場を点検する入り口に防犯カメラは設置されていなかった。女を警護隊の事務所で取り調べた際も、通常はあるはずの音声収録設備がなかったという。
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43510460Z00C19A4EAF000/
2019-04-09 03:04:00Z
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