2019年03月20日16時47分
ロシアのガルージン駐日大使は20日午後、東京都内で開かれた内外情勢調査会で講演し、日本の対ロシア制裁について、平和条約締結交渉の基礎となる1956年の日ソ共同宣言に違反すると述べた。宣言第1項は「平和と友好善隣関係が回復される」とうたっているが、制裁が「この精神に合致しているのだろうか。そうでないと思う」と批判した。
昨年11月の日ロ首脳会談では、日ソ共同宣言を基礎に平和条約締結交渉を加速させることで合意した。ガルージン氏はこの合意を逆手に、先進7カ国(G7)の対ロシア包囲網からの離脱を日本に迫った形だ。
講演では、日本において歯舞、色丹の2島引き渡しを明記した宣言第9項のみが注目されていると疑問視。「宣言全体の履行を考えた方がいい。その方向で交渉を進めるべきだ」と主張した。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019032000745&g=int
2019-03-20 07:47:00Z
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