【北京＝西見由章】中国江蘇省塩城市の化学工場で２１日午後２時５０分（日本時間同３時５０分）ごろ、爆発が発生し、中国メディアによると６人が死亡、３０人が重傷を負った。作業員が操作を誤ったのが爆発の原因としている。当局が被害状況の確認を進めるとともに原因を調べている。
現場周辺では爆発の衝撃で建物の窓ガラスが割れるなどの被害が相次いだ。爆発した工場から１キロ以上離れた幼稚園で、園児が負傷したとの情報もある。
現場から約５キロ離れた場所を車で走行していた男性は「轟音（ごうおん）が聞こえて車が震え、周囲の建物の窓ガラスが割れた」と中国紙、新京報の取材に語った。
インターネット上では、工場が一瞬、閃光（せんこう）を発した後に巨大な炎と黒煙を上げて爆発する様子や、顔から血を流して泣いている子供らを映した動画が拡散している。
爆発事故を起こした工場が入る工業団地では、過去にも別の工場で小規模の爆発が起きており、地元当局が指導に乗り出していたという。
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190322-00000511-san-cn
2019-03-21 16:50:57Z
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