【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は23日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)のシリアとイラクでの支配地域を完全に奪還したことに関し、正式に声明を発表し、「IS支配地域は100%解放された」と強調した。
声明は、「ISが支配地域を喪失したのは、残虐な処刑を行い、子供を兵士に仕立てて搾取し、女性や子供を性的に虐待し殺してきたことを正当化してきた連中の言説が虚偽であることを改めて証明するものだ」と指摘した。
その上で、「各地で活動するISが屈服するまで世界的な対テロ連携の取り組みを続け、警戒を怠らない」と訴えた。
シャナハン国防長官代行も同日、声明を発表し、米軍に加え、IS掃討で米軍が支援してきた民兵組織「シリア民主軍」やイラク治安部隊の「功績をたたえる」と表明した。
シャナハン氏は一方で、ISとの戦いは「完遂から程遠い」と指摘。「(米軍の)シリア北部での活動は、IS支配地域の解放から、現地の治安改善とISの再興阻止に移行する」と強調した。
https://www.sankei.com/world/news/190324/wor1903240017-n1.html
2019-03-24 07:05:00Z
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