2019年03月22日19時58分
【エルサレム時事】シリアのアサド政権は22日、国営シリア・アラブ通信を通じて声明を出し、トランプ米大統領がゴラン高原に対するイスラエルの主権を認めたことについて、イスラエル寄りの「無分別な偏見だ」と強く非難した。その上で、「ゴラン高原は現在も将来もシリアやアラブに帰属したままであるという現実」を変えることはできないと強調した。
声明は、イスラエルが1981年に占領地ゴラン高原の併合を一方的に宣言した直後、併合を無効とする国連安保理決議が米国を含む全会一致で採択されたことに言及。トランプ氏の判断は「国際的な法秩序を軽んじるものだ」と訴えた。
ロイター通信によると、ロシアは米国の政策転換について「単なる呼び掛けにとどまることを期待する」(ペスコフ大統領報道官)と表明。ゴラン高原の地位変更は国連決議違反になると訴えた。ロシアと共にシリア内戦でアサド政権を支えるイランは「違法で受け入れられない」と述べた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019032201050&g=int
2019-03-22 10:58:00Z
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