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モラー氏報告書、不発なら反撃か=「公開すればいい」と米大統領 - 時事通信ニュース

2019年03月21日15時10分

取材に応じるトランプ米大統領=20日、ワシントン(EPA時事)

 【ワシントン時事】トランプ米大統領は20日、政権のロシア疑惑をめぐりモラー特別検察官がまとめる捜査報告書について「公開すればいい」と語った。トランプ氏が報告書の公開に言及するのは初めて。米メディアでは、報告書でロシアとの「共謀」が裏付けられなかった場合、トランプ氏が内容を明らかにして反転攻勢に出るという見方が出ている。
 2016年米大統領選に介入を図ったロシアとトランプ陣営が共謀した疑惑では、バー司法長官はモラー氏から捜査報告書を受け取った後、概要を議会に報告する。ただ、一般公開は義務付けられていない。トランプ氏は記者団に「報告書を見てみたい。多くの人も見たいだろう」と語った。
 モラー氏の捜査では、当時の陣営幹部を含む34人が起訴されたが、共謀を裏付ける事実は明らかになっていない。疑惑自体を、民主党や捜査当局の「でっち上げ」と批判してきたトランプ氏にとって、報告書は20年大統領選に向けた「政治的チャンス」になると期待する見方さえある。

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https://www.jiji.com/jc/article?k=2019032100495&g=int

2019-03-21 06:10:00Z
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