【パリ=三井美奈】オランダ中部ユトレヒトで18日、男が路面電車の中で銃を乱射し、3人が死亡、9人が負傷した。オランダ警察は「テロの可能性がある」とみて、現場から逃走したトルコ生まれの男(37)の写真を公開した。
男はゴクメン・タニスという名で、公開写真は事件の数分前に車内の監視カメラで撮影されたものとみられる。警察は、現場付近で事件直前に盗まれた乗用車が見つかったと発表しており、容疑者が逃走に使った可能性がある。警察は、共犯者がいるかどうかについて明らかにしていない。
現場は、ユトレヒト市中心部に近い幹線道路の交差点付近。同市はオランダで人口4位の産業都市で、中世の教会が残るため、観光地としても人気がある。地元紙によると、警察の要請を受けて事件後、市内のモスク(イスラム教礼拝所)が一斉に閉鎖された。
ルッテ首相は事件を受け、「容疑者逮捕に全力をあげる」と述べた。アムステルダム駅では昨年8月、イスラム過激派の男が米国人2人を刺し、負傷させるテロ事件が起きている。
https://www.sankei.com/world/news/190318/wor1903180019-n1.html
2019-03-18 11:43:00Z
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