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米「新しい証拠」方針転換、ボーイング運航停止 : 国際 - 読売新聞

 【ニューヨーク=有光裕】米連邦航空局(FAA)は13日、墜落事故が相次いだ米航空機大手ボーイングの旅客機「737MAX」の運航を当面、見合わせると発表した。10日にアフリカ東部エチオピアで起きた墜落事故を受け、欧州やアジアなどで運航停止の動きが広がる中、運航を認めていた前日までの方針を転換した。

 FAAは声明で「集まったデータや現場で見つかった新しい証拠を分析し、今回の措置を決めた」と説明した。13日に入手した衛星からの詳細なデータが決め手になったという。ロイター通信によると、フランス航空当局が、今回の墜落機のブラックボックスを解析する予定だが、FAAは、操縦室内の音声や運航データの解析などが終わるまで運航を停止する。

 トランプ米大統領は13日、ホワイトハウスで記者団に「米国や世界の人々の安全が最も大切だ」と語った。事故原因の調査状況については「ボーイングは懸命に作業をしている。できるだけ早く答えが出ることを願っている」と述べた。

 ボーイングは13日、「安全性に絶対の自信を持っているが、各国の航空当局や航空会社と協議し、世界全体で371機ある737MAXの一時的な運航停止をFAAに提案した」との声明を発表した。

 インドネシアでは2018年10月、ボーイングの「737MAX8」型機が墜落し、乗客・乗員189人が死亡した。

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https://www.yomiuri.co.jp/world/20190314-OYT1T50228/

2019-03-14 05:40:00Z
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